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四万十川源流の里 高知県津野町産
茶葉の形そのまんま 自家製釜煎り茶
「生ほうじ茶」の異名を持つ焙じていながら緑茶の甘味もあるふくよかなお茶
ご注文をいただいてから丁寧に煎り、袋詰めいたします。
お茶の葉本来の深くまろやかな味と香りをお楽しみください
名称:山の薫り茶
原材料:緑茶(栽培期間中農薬不使用)
内容量:80ℊ
山の薫り茶の美味しい飲み方
① 1ℓの沸騰寸前のお湯に、5gの茶葉を入れて沸騰させ、そのまま3秒間煮立たせます
② 火を止めて3分間蒸らし、茶こしを使って静かに湯呑みに注ぎます
③ 1杯目は色が薄茶色で香りが強く、時間経過とともに茶色が濃くなり、味にコクが出てきます。一杯目を飲んだ後、10分ほど置いた2杯目の味の違いも楽しめます
④ 冷めてもおいしく飲めますので、最後の一滴まで注いでください
*急須に茶葉を入れ、熱いお湯を注いで淹れることもできます。普通の緑茶よりも少し多めの茶葉を急須に入れ、お湯を入れてからの時間は長めに置いてください
*茶葉の量を少し多めにして、冷たい水にそのまま浸し、一晩冷蔵すると甘味のある冷茶が出来上がります
*使ったお茶殻は、乾かして紙袋などに入れて保存し、食器棚などのにおい消しにも利用できます
<STORY>
整然と連なる緑の茶園、それらは長い間貴族のものであり、庶民が緑茶を口にし始めたのはごく最近の話。それまで農民たちは、垣根代わりに家の畑に茶の木を植え、初夏には若葉を摘み取り、釜煎り、手もみしたものを、天日で干して保存し、農作業の合間にお湯で煮だして飲んでいました。
いたるところに自生している茶の木も多い津野町では、今なお、その飲み方が伝わっています。
室町時代、土佐の一城主でありながら、名君の誉れが高かった津野之高公が在京中、このお茶を紹介し、領内の津野町に茶の栽培を広めたことから現在に至っています。
流通することなくひっそりと飲み継がれてきたこのお茶を、香ばしく焙煎して、風味豊かなほうじ茶にしたのが山の薫り茶です。
<釜炒り茶とは>
今では、すべてのお茶は機械で製品化しています。それに比べ、手作業でていねいに作り上げる手もみ茶は、量が少なく、市場にはあまり流通していません。茶農家の自家製が主流で、貴重な存在です。その年の天候に左右されることもあります。
窯煎り手もみ茶のすごいところは、お茶の葉の原型をとどめて製茶されているため、お湯の中で広がり、葉の形がそのまま現れるところです。そして、お茶本来の深く、まろやかで、すっきりした味が楽しめます。焙煎により一層香ばしく風味が増してきます。
窯煎り茶は、もとは中国から薬草として日本に伝わり、日本茶の不発酵茶の中では、中国茶に近い分類とされています。成分としては、カテキン類、フラボノイド、ビタミンCが豊富で、カフエインは少なめです。
人間の手のぬくもりが手もみ茶の原点、家族の心と、体の健康にきっと役立つでしょう。
朝、たっぷり作って、やかんのまま置いて家用に、マイテイーとしてボトルに入れ外出も。